2014年08月27日

 警備員

 
その昔、まだミュージシャンだけじゃ喰って行けなかった頃…


恐い話、不思議な話の実話です。
その辺の話が苦手な方はスルーを推奨致します。
読み進まれる場合には自己責任にてお願い致します。
悪しからずご了承くださいませ。
m(_ _)m

 
  



バイトで警備員をしてました。
その頃は警備員って良い時給だったから。
アタシが勤めてた警備会社は、いろんな所の警備を受け持ってて、
アタシもいろんな所に派遣されてました。

で、派遣先によっては時給が高くなる事もあったんで、時給が高くなる現場には自分から希望して行くようにしてました。
だって、本業はミュージシャン。練習時間を確保したいから、短時間で高収入なバイトの方が良かったからね。

時給が高い所ってのは、いろんな理由で「大変」だったから。
人がやりたがらないってのもあったかな。
そう、出る所も多かったし…


ある時、病院の警備を言い付けられました。
時給が多少高い割りには楽なんだわ。当直の若い看護婦さん(当時はまだ看護師なんて言わなかった)も居るしね。

一応、全館の見回りを終えてナースセンターへ暇潰しに…
ってのが大体の流れ。

まぁ、この病院ではたくさん見ましたよ。

トイレへ行く途中、ある病室から点滴ガラガラ引きながらおばあちゃんが出て来たんで「こんばんは」って言うと、普通に「こんばんは」って返してくれて…
って話をトイレから帰ってすると、え?その部屋にはおばあちゃんなんて居ないわよって言われたり。

1Fに缶ジュースを買いに行こうとエレベーターに乗って1Fのボタンを押したのに1階を過ぎて霊安室があるB2Fまでノンストップで降りてっちゃったり。

ナースコールが鳴ったのに部屋番号見るなりコール停止ボタンを押してそのまま何もしないから、「なんで?」って聞いたら、「あぁ、この部屋今誰も入って無いの。昨日患者さん亡くなって…」
はぁ?それって誰も居ない病室からナースコールが来るって事?で、それをアナタ達は「あぁ、また…」みたいな感覚で日々対処してるって事?
ちょっとゾーッ…
気を取り直して、
「いやいや、別の部屋の患者さんがトイレ行った帰りとかで部屋間違えて入って、たまたまそこで具合悪くなってナースコールして来てるかも知れないじゃん!」っていうと、「じゃ、行ってみる?」ってんで一緒に行ってみると、その部屋はガラーン、シーン…

その翌日は、トイレ行くのに、まだ患者さんが入ってないその部屋の前を通ったら中から苦しそうな息づかいが聞こえて来たり…

でも、この人(?)達に悪意は感じなかったからまだ良い方。
だし、自分の他に人が居たからね。

美術館や大使館、デパートみたいな所の方がよっぽど恐かった…
その話はまた後日…
 
Posted by  Sam  at 05:06  | Comment ( 0 ) | TrackBack ( 0 ) | 恐い話、不思議な話
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