2009年11月30日
「HERO」
また映画を見ましたよ。テレビ録画とDVDで、ですけどね。(^ ^;
いや〜、日本の作品、役者、良いですねぇ〜。
別にハリウッドに出て行けるのは、渡辺謙さんだけじゃないですよぉ〜。(^ ^
今日見たのは、キムタク主演の「HERO」って検事ものね。
劇場版と、それの前振り?的エピソードのテレビ放送回分の2話。
たまたま「HERO レジェンド」ってシャレた名前の再放送やってたもんで、
それを録画しといて見たのよ。(^m^
そしたら、「あ、これ、劇場版に続くエピソードじゃん!」って。
で、劇場版、ウチにあったもんだから、そのまま見ちゃった訳ね。(^o^;
たまたま録画したテレビ放送の再放送分、
キムタク演じる久利生公平が山口地検に飛ばされるエピソード。
中井貴一さん、綾瀬はるかさん出演のヤツね。
そこから劇場版へ続くって、当時のフジ系列の常套手段的流れの作品ね。
( ̄▽ ̄;)
「踊る大走査線」もそうだったでしょ?
あっちはスピンオフまで作っちゃったけど…(^o^;
その「HERO」、キムタク実は良いお芝居するんだよね。
それは置いといて…( ̄▽ ̄;)
中井貴一さん、すごい。改めて思っちゃった。
定点カメラでの長尺芝居で、涙を流すシーン。
こんなもん、そうおいそれたぁ出来ませんよ!
そもそも、女性のように涙は男の武器ではないですから。
そう易々と流せるもんじゃないです。実際の生活の中でも、堪えて堪えて
堪え切れずに…だと思うんですが、
まさにそのシーチュエーションを長尺芝居のギミック無しで
やっちゃうんですから。
これはもうホント、役者としての最高峰じゃないかと。
日本演劇界の至宝とも言うべき存在ですよ。
それを目の前にして芝居してるキムタクが、マジで涙ぐんでるんですから。
セリフの声まで上ずってね。
いや〜、こんな芝居見せられたら、こんなストレートに心に突き刺さる演技
見せられたら、泣いちゃいます。
えぇ、ボロボロ泣いちゃいました。
劇場版には韓国のきっと至宝であろう、イ・ビョンホンも出て来るんですが、
もうね、脇役も良いとこ。全然存在感無し。気の毒。(^ ^;
そのくらい日本の役者陣、良かったです。
いや〜、それにしても、松たか子さん、きれいです。かわいいです。
( ̄▽ ̄;)
綾瀬はるかちゃんもすごくかわいいんだけど、なんか格が違う感じ。
ま、はるかちゃんはこれからの人だと思うんでね。(^ ^
キムタクと綾瀬はるかちゃん、つい最近もドラマで共演してましたねぇ。
あれもフジ系列だったかぁ?(^ ^;
映画に限らず、良い作品に触れると感性が磨かれます。
自分が感動し、良いと思った感性を今度は自分の作品で表現する。
元々並外れた感性を持ってるんでもなけりゃ、この循環が必要です。
表現者たるもの、たくさん感動する場面に遭遇してないと始まらない。
アタシは若い世代に教えてる身。
毎年、4月の最初の授業では、映画、ドラマ、ゲーム、CD…
とにかく、たくさんの作品に触れてくれ。たくさん遊んでくれ、
とお話するんですが、2年間で気付いてくれる生徒はほぼ皆無に等しく…
年々気付いてくれない度が増してくばかり。
そんな感受性の乏しい彼らが、何のために音楽の専門学校に来るのか、
自分はなぜ、そんな子しか通って来ない専門学校とは名ばかりの学校で
教えてるのか、疑問に感じざるを得ないですねぇ。┐(´ー`)┌
いや、難しい事は考えるのやめましょう。
今は、良い作品に触れられた事に有り難味を感じたい。(^ ^
…ま、自分が触れたものを良いと感じられるかどうかも、
自分次第だとは思いますけどね。(^o^
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やはりホンモノの役者さんですよね。
ホンモノの芝居をする役者がいれば、
共演している役者もそれに反応して演技ができるんでしょう。
Samセンセ、学校ではご苦労されているようですが...(^_^;)
学ぼうとして学校に通っている生徒さんたちは、
まず技術的なものを習得したいと思っているんでしょうね。
感受性・感性ってもって生まれたものだと思うし
教えられて得られるものじゃないんですよね、残念ですが。
誰だか忘れてしまいましたが、あるミュージシャンが
「上手いミュージシャン」と「いい(良い)ミュージシャン!」は違う!と言ってました。
言おうとしていることがよくわかったんですが、
「いいミュージシャン」ってたいてい上手いんですよね(笑)
ワタシ、このての話結構好きです(^^ゞ
日記本文見ながら書いたから、こっちにコメントしちゃいました。
どもども、いらっしゃいませ。(^ ^
この手の話、お好きですかぁ。(^o^
アタシも好きですねぇ。ってか、多分、一番大事な部分じゃないかと思ってますんで。
(^m^
>感受性・感性ってもって生まれたものだと思うし
>教えられて得られるものじゃないんですよね、残念ですが。
悲しいかな、生まれ持ったものは大きいでしょうねぇ。
だし、今の教育指針や親の人間としての態度を見てると強い感受性を持った子が生まれて来る確率は低いわ、芽があったとしても育つ土壌は無いわで、最悪と言っても良いかも知れません。
でも、本人の努力で磨く事は出来る。
大事なのはそこだと思うんですね。
ただ…
学生達には「こればっかりは言葉で教えられる事じゃないんで、各自で磨いてくれ」
と言ってるんですが、ポカンとされてしまう事しばしばで。
(^ ^;
アタシは、上手い(うまい)と良いは、同義語に感じてます。
上手いには良いが含まれると思ってます。(^ ^
たぶん、上手(じょうず)と上手いが違うんだと思います。
じょうずってのは、冷やかしで「おじょ〜ずぅ〜」なんて言うくらいですから、大した事無いんですよ。
でも上手いは、「巧い」とも書きますからねぇ。
上っ面の技術だけなら、この字は当てないと思いますし。(^ ^
中井貴一さんは、確実に巧いであって、おじょうずでは無いですもんね。
(^m^
ガッコには…
おじょうずすら居ないかもぉ〜。┐(´ー`)┌ はぁ〜あ
音楽もそうだと思うんですけどねぇ…
喜怒哀楽が無い音楽なんて聴いててどうなんでしょうねぇwww
というか、パッと音楽が始まったら世界を作り上げる…
そういったことってお金いただくのにはとても大事だと思うんですけれどね…
小手先で人を動かすことなんてできないんですからwそれをまず知ってからガッコに来て欲しいですね〜w
話はソコからだwww
今や、アタシ達の時代とは人間の出来自体が違うみたいです。
人種が違うのか?くらいな。(^ ^;
だって、もう親がウチラと同じか下ですもん。おかしな事言い始める世代ですよ。
その子供だもん…( ̄▽ ̄;)
ま、そんなこんなも含め、ギターとエフェクター持ってって弾いて見せて来ますよ。
それで彼らは何かを感じ取る事が出来るのか…(^ ^